秋の夜長の時節となりました。皆様お元気でお過ごしのことと存じます。
今日は、雄と雌のマーク「♂」「♀」ついてのお話です。
このマークは何からできていると思いますか?
もともとは性別を意味するものではなく、天文学上、♂は火星、♀は金星という意味で使われていました。
それぞれのカタチはギリシャ神話がルーツになっています。
「♂」は、火星の神が戦の神・マルスで、そのマルスが持っていた盾とホコをかたどって、
「♀」は、金星の女神・ビーナスが手鏡を持っていたことから使われていたそうです。
その後、これらが性別を表すマークとして使われるようになりました。
諸説あるそうですが、普段何気なく使っているマークの由来が神話とはすてきですよね。
秋の夜空を仰いで、リラックスする時間が持てたらいいなと思います。
2022.10.01