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コラム11月号『遺伝子検査って!』

最近、保護犬の来院数が増えました。

以前から地方で自然災害などが起こると増加していましたが、

やはり近年改正された(21年6月)動物愛護法のせいなのでしょうね。

悪徳業者撲滅のためなのですが、

真面目にやっている業者の方々はだいぶ痛手だそうです(ニュースで見ました)。

飼養頭数の制限ができたため、手放さなければいけない子たちが多く出たようです。

 

さて、保護犬の里親さんになったらまずやっぱり気になるのが、

どのような犬種が入っているのだろう…ですよね?

病院でもよく聞かれます。

正直わからないのですが、いろいろ想像するのも面白いです。

 

そのような中、私のお友達の家の兄弟犬(保護犬)が

遺伝子検査をしたのだそうです!

 

そんなことできるの?と思って調べてみたら

案外、簡単にできるみたいです。

その子は、柴犬・ジャーマンシェパード・ビーグルなどなど11種の遺伝子を持っていたそうです。

 

さらに驚いたのが、

全ての犬がオオカミの遺伝子をもっているそうなのですが

通常多くても0.2%位のところ、

その子はなんと、2%も入っていたのだそうです‼

 

ちょっと大柄ですがとても大人しい子なので、わからないものですね

 

犬種としてオオカミの遺伝子が多いのはチワワだそうです(宮川獣医師談)。

それもビックリです!

でも、チワワちゃんは意外と気の強い子が多いので

あながち…と思ってしまいました。

 

今は色々な事がわかる時代になりましたね(笑)

 

(周)

2023.11.01