最近、保護犬の来院数が増えました。
以前から地方で自然災害などが起こると増加していましたが、
やはり近年改正された(21年6月)動物愛護法のせいなのでしょうね。
悪徳業者撲滅のためなのですが、
真面目にやっている業者の方々はだいぶ痛手だそうです(ニュースで見ました)。
飼養頭数の制限ができたため、手放さなければいけない子たちが多く出たようです。
さて、保護犬の里親さんになったらまずやっぱり気になるのが、
どのような犬種が入っているのだろう…ですよね?
病院でもよく聞かれます。
正直わからないのですが、いろいろ想像するのも面白いです。
そのような中、私のお友達の家の兄弟犬(保護犬)が
遺伝子検査をしたのだそうです!
そんなことできるの?と思って調べてみたら
案外、簡単にできるみたいです。
その子は、柴犬・ジャーマンシェパード・ビーグルなどなど11種の遺伝子を持っていたそうです。
さらに驚いたのが、
全ての犬がオオカミの遺伝子をもっているそうなのですが
通常多くても0.2%位のところ、
その子はなんと、2%も入っていたのだそうです‼
ちょっと大柄ですがとても大人しい子なので、わからないものですね
犬種としてオオカミの遺伝子が多いのはチワワだそうです(宮川獣医師談)。
それもビックリです!
でも、チワワちゃんは意外と気の強い子が多いので
あながち…と思ってしまいました。
今は色々な事がわかる時代になりましたね(笑)
(周)
2023.11.01